ドイツにて買い付けましたディーター・ラムス初期の家具デザインシリーズ、RZ57。
ブラウン社でのデザインや、現在のヴィツゥ社のデザインなどは昨今良く知られていますが、こちらシリーズはヴィツゥ社をスタートさせた初期のヴィツゥ+ツァップ社時代のアイテムです。
1950年代既にブラウン社にてオーディオ機器の分野でその才能を開花させていたラムス。同僚であったオットー·ツァップの導きによって彼の家具デザインのアイディアを具現化する為、ニールス・ヴィツウらと共に立ち上げた会社が上記のヴィツゥ+ツァップ社です。
今では当たり前かもしれませんが、当時では珍しい全て分解可能なノックダウン式。また、パーツを組み変え流用することで、サイドボード、カップボード、ワードローブなど用途に合わせて自在に形造ることの出来る画期的なシステム。まさにless but betterなラムスらしさに溢れた家具シリーズです。数十年の後に彼自身、その機能性は今でも時代にマッチしていると語っています。
- size
- W1180 D600 H890 mm
- country
- Germany
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