オランダの工業デザイナーを代表するフリソ・クラマー( Friso Kramer )設計によるFacet Table。1964年にデザイナーとして就任していたAhrend de Cirkel 社より発表されたテーブルです。
クラマーの設計の理念は自身のエゴや主張を表に出さず、それを「使う側」、「作る・販売する」側の事だけを念頭に置いて、最も日常に溶け込む製品を作ることにありました。
その為彼の作品群は見た目の派手さはないかもしてません。しかしプロダクトのもっと深くに彼の情熱と工夫が必ずあり、それは前述した表面的な派手さを凌ぐアイディアの面白さがあると思います。

テーブルというと思い浮かべる形は『コ』の字を90度回転させた形ではないでしょうか。天板が両サイドにある脚に乗っている形。
ですが、周りを見回してみて『コ』の字の様に脚が天板の両端ギリギリにつけられているテーブルはどれほどあるでしょう?
実は、素材にもよりますが多くのテーブルの脚は多少なりとも天板の内側に脚が入ります。また、それは天板が長くなるほど顕著に表れます。
天板の水平に保つために、幕板と呼ばれる横に走る板と脚で天板を支える必要がある為それが少し内側に入るのです。そうしないと天板は真ん中でたわんでしまう可能性があるからです。

一方でこのFacet Tableの脚は最もエッジに配置されており、かつ細いシェイプをしています。それはテーブルを使う人の稼働幅を最大限に生み出し、同じサイズのテーブル良い広くスペースを使う事が出来ます。
それはクラマーが彼の代表作Revoltチェアで、彼のヒーローであるフランスのジャン・プルーヴェのプロダクトをブラッシュアップさせ世に広めた、鋼鉄の曲げの技術がもたらすもの。Facet Tableの脚・幕板は中空になっており曲げる事で強度を、中空にすることで軽量化を図っています。

また、折り曲げれてた横のラインは軽やかさがあり、細い脚も相まってスチール製テーブル特有の重厚感を上手く逃がしています。またこの曲げはアーム付きのイスに対してもかなり有効的です。

そのシンプルな見た目はコーディネートの幅を大きく広げてくれます。
チェアやランプは何を持て来ても併せやすく、木製のチェアを引き立たせたり、異素材のランプを浮かび上がらせることも容易。
テーブルは面積が大きく印象が出やすいですが、あえてシンプルになじませその周辺の家具を引き立たせるというコーディネートも面白いのではないでしょうか。

またテーブルトップは主に水分・汚れに強いメラミン化粧板で構成されており、ヴィンテージながら殆どのメンテナンスを必要としません。食事で汚れるといったことは殆どないことも普段使いでは嬉しいポイントではないでしょうか。
また簡単な組み立てで分解可能。搬入場所も選びません。
約60年の歳月を超えて、現代の家庭にもマッチするクラマーのアイディア。是非取り入れてみてはいかがでしょうか。

NO AGEでは常時Facet Table ストックしています。
サイズも幅120cm、150cm、170cmと生活スタイルに合わせてお選びいただけます。
またカラーリングも数色ございますので、こちらもお気軽にお尋ねください。
Price Range:
120cm : 126,000 yen ~ 134,000 yen
150cm : 178,000 yen
170cm : 198,000 yen
*プライスは2025年9月現在のプライスとなります。
商品に関するお問い合わせはこちらよりお願いいたします。