ノルウェー人デザイナー、エドヴィン・ヘルセットによるダイニングチェア。
1950年代以降のスカンジナビアンデザインでは、チーク材やマホガニー材などを輸入して製作した家具が人気を博していましたが、その人気とは裏腹にコスト面や材料調達の難しさなど一筋縄ではいかない側面を持ち合わせていました。
その折、1960年代のノルウェーデザイナーの間では環境への配慮という意識も高まり、自国で調達可能な材料で家具製作を行う風潮へシフトしていきます。
そうした中で生まれたパイン材を使ったヘルセットの家具シリーズ。デザインにとどまらず、木ダボを多用した組み立てやすさがモダニストとしての思想が色濃いアイテム。パイン材の温かさととのギャップにも惹かれる一脚です。
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